# Political Methodology I
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Political Methodology I
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# Political Methodology I
政治分析方法論とは、政治に関する数量データを統計分析する方法に関する学問分野である。例えば、政策に所期の因果的効果がどれほどあるか、社会に隠されている不正や偏見はどのようなものか、などといった問いに答えるにはどのような方法を用いればよいのかを検討する。政治分析方法論Ⅱも受講することで、政治現象を分析するのに必要にして十分な統計分析の方法を体系的に修得し、自分でデータ分析できるようになることが到達目標である。究極的には、政治学の最前線の論文を読み、それと同等の論文が書けるようになること、少なくとも本講義受講後は自力でそこまで辿り着けるようになれることまでを目指している。統計分析が役に立つことを伝えたいと考えている。\
概要は、まず前半で、標準的な前提が成り立つ(きれいな)場合の統計分析を講義する。次いで後半で、標準的な前提が成り立たない(きれいでない)場合にどう対応すればよいかを、因果推論を軸に解説する。統計分析ソフトウェアRを用いる。シミュレーションを多用し、直感的な理解を助ける。社会科学の統計分析としては、初級から中級程度の内容である。
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Code
Course title
Lecturer
Semester
Period
0125972
FLA-PS4744L1
Political Methodology I
Kentaro Fukumoto
S1
S2
Wed 3rd
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Language
Japanese
Credit
2
Lecturers with practical experience
NO
Other Faculty
YES
Course Offered by
Law
Schedule
はじめに
第1部 基礎
第1章 変数の平均
第1節 二値変数の平均(確率変数、確率質量関数、ベルヌーイ分布、期待値、大数の法則、微分)
第2節 連続変数の平均(累積分布関数、確率密度関数、一様分布、正規分布、積分)
第3節 母平均の推論(分散、標本平均、中心極限定理、標準誤差、ブートストラップ、t検定、信頼区間)
第2章 1つの説明変数に条件付けた被説明変数の平均:単回帰
(同時分布、周辺分布、条件付き確率、条件付き期待値、スルツキーの定理、直交性、外生性)
第3章 複数の説明変数に条件付けた被説明変数の平均:重回帰
第1節 総論(ベクトル、行列、分散共分散行列、多変量正規分布)
第2節 定式化(変数変換、交差項、多重共線性、回帰解剖、Frisch-Waugh-Lovell定理、変数選択)
第2部 因果推論
第1章 潜在結果枠組(因果推論の根本問題、平均処置効果、無視可能性、内生性、単回帰との比較)
第2章 制御(層別平均差の重み付け平均、固定効果モデル、交差項モデル)
第3章 操作変数(除外制約、主要成層、遵守、ベイズの定理、処置意図効果、局所平均処置効果)
第4章 回帰非連続(局所線形回帰、帯域幅、カーネル関数、平均2 乗誤差、局所無作為化)
()内は各回の学習事項の例。なお変更があり得る。
Teaching Methods
講義と実習
Method of Evaluation
試験
Required Textbook
なし
Reference Books
西山慶彦・新谷元嗣・川口大司 ・奥井亮『計量経済学』(有斐閣、2019年)
鹿野繁樹『新しい計量経済学 データで因果関係に迫る』(日本評論社、2015年)
末石直也『計量経済学 ミクロデータ分析へのいざない』(日本評論社、2015年)
ヨシュア・アングリスト&ヨーン・シュテファン・ピスケ『「ほとんど無害」な計量経済学 応用経済学のための実証分析ガイド』(エヌティティ出版、2013年)
川口康平・澤田真行『因果推論の計量経済学』(日本評論社、2024年)
その他は授業中に紹介する。
Notes on Taking the Course
高等学校の「数学Ⅰ・数学A」及び「数学Ⅱ・数学B」を理解していると、あるいは他の統計に関する講義を履修済みであると、本講義の理解もはかどるとは思うが、必要な数学的知識は適宜説明するので、数学に自信がなくてもあまり心配しないでよい。
政治分析方法論Ⅱも受講することで、所期の目標を達成することが期待される。但し同授業の履修は、本講義履修にあたって必須ではない。なお両授業は曜日と時限が異なる。
授業前にUTOLからスライド等の教材をダウンロードした上で、ノート・パソコンを持参することを(必須ではないが)強く推奨する。
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